富士大学大学院

経済・経営システム研究科 経済・経営学専攻[修士課程]

開講科目(本年度開講分)

社会の諸問題を解き明かす刺激的な研究が、ここに。
経済学系科目
経営学系科目
会計学系科目
情報学系科目
法律学系科目
演習その他
経済学系科目

■経済学方法論特論

教授 小林保美

 諸個別科学は、自然に出来あがってくるものではなく、人間が科学的思惟操作をもって創るものである。この科学的思惟操作、すなわち科学的方法を理論化したものが科学方法論である。学問研究に携る者は、科学の基礎たる科学方法論を絶えず反省し、検討しなければならない。本講義では、科学方法論の基礎から説きはじめ、経済学の三大潮流である古典派経済学、マルクス経済学、および現代経済学に対して方法論的観点から検討を加えてゆくことにする。

■マクロ経済学特論

教授 小林保美

 マクロ経済学はすぐれて実践的な学問である。前期は、マクロ経済理論の主要内容の体系的理解を眼目とし、後期はこれを踏まえてマクロ経済学上の諸論点を取りあげて、フロンティア部分の論争点を明確に理解できるようにしたい。

■財政学特論[税法含む]

教授 青木一郎

 財政の「理論」と「しくみ」を学び、把握した理論の視角から現実の財政を検討することを目標とする。
 「理論」の骨子は、公共財の最適供給達成を考えることを目的に、公共財等、公的に供給される財・サービスの性格と公的な経済活動の原理、原則を認識し理解する、というものである。一方の「しくみ」の骨子は、「理論」の観点から、もっとも妥当なしくみを考えることを目標として、そのために必要な制度を学び、その妥当性を追究していくものである。具体的には、租税原則の観点から見た妥当な租税制度、および、公共財の最適供給を達成するために有用な財政の決定制度(例えば、予算原則等の観点から見た有効な予算制度等々)について考察を深めていくことになる。

■経済史特論

学長・教授 藤原隆男

 本講義は市場経済の生成と発展過程における経済史上の基本的な問題について研究動向をふまえながら、経済史研究の課題と内容、方法を具体的に学ぶ。
 参考文献 斎藤修 『比較経済発展論』岩波書店, 2008.3

■統計学特論

教授 早川毅

 本講義は確率論と統計学を扱う。確率論では、確率変数の基本的性質、収束問題、及び確率過程の入門を扱う。統計学では推定論、検定論を扱う。さらにモデル選択、及びベイズ統計学についても言及する。

■金融論特論

教授 斉藤国雄

 この授業では、まず、サブプライムローン問題から始まり、現在なお進行中の米国発金融危機および世界同時不況について考察する。その上で、危機対応策の柱として実施されてきた資金供給の拡大や資本注入、あるいは一般的ナ金融財政政策の緩和について、その手法や有効性を検討する。
 また、金融危機拡大の一因ともされている新しい金融手法(間接金融の市場化、不動産・貸し出し債権の証券化、投資ファンド、等)についても、その長所・短所および問題点等を考察する。

■国際金融論特論

教授 斉藤国雄

 本講義では、安定的かつ効率的な国際通貨制度に関するメカニズムのための理論を考察する。具体的には、国際通貨制度の仕組み、IMFや世界銀行の役割、ユーロ市場とそこでの信用創造、途上国債務危機等、マクロ経済学の視点に基づいて国際金融メカニズムを解明していく。

■計量経済学特論

教授 早川毅

 計量経済学の入門的内容を講義する。必要に応じて、線形代数学、確率論、統計学を講義する。

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