経済学部/経済学科・経営法学科・経営情報学科
ここ数年でぐんと身近になったのが株式市場。書店などでズラリと並んだ関連本を目にした人も少なくないのではないでしょうか。で、ここに企業が上場することによって、市場から効率的に運営資金を調達できたり、ネームバリューを高める効果が期待できたり、様々なメリットがあるのだけれど、実は資金を市場に求める企業が増えているのは、銀行がなかなかお金を貸さなくなったから。預金高が減ったために、貸し出し能力そのものが弱体化しているのですね。銀行は、日本の企業の多くを占める中小にとって、最も重要な資金調達の窓口。すなわち銀行の貸し出し能力の弱体化は、本来的な意味で決して健全とは言えないと論ずることができるわけです。経済が市場中心に動けば、知名度の高い上場企業はより資金を集めやすく、知名度の低い非上場企業はより集めにくくなっていく、いわゆる二極分化に拍車がかかる。必要としている企業に資金が集まらない社会に、皆さんは未来はあると思いますか?新聞などで報道される情報に踊らされることなく、自分の頭で考えることが経済学的な視点を育むことを、このゼミを通して知ってもらえたらと私は考えているんです。
センパイから、先生の面倒見がよいとアドバイスされて選択したゼミですが、内容そのものも十分楽しい。堅苦しくないのがいいですね。まあ、スタイルが先生にみえないんですが、そこに好感を持っています。 金村美幸(山形県出身)
中村良則教授